私の作品は比較的小さいサイズのものが多いですが、その中では大ぶりな一品です。
伝統的な銀線細工とは異なり、あえて空間をとり透けるデザインにすることで、存在感がありつつも涼しげな一品に仕上げました。

≪銀線細工とは≫
糸のように細いシルバーの線を縒り合わせて、レースの様な透かし模様に加工する工芸品です。繊細なパーツを一つずつ枠にはめ込み、700度を超えるバーナーの火で溶接して固めます。
日本では、古くから長崎の平戸細工や秋田の銀線細工が有名ですが、海外ではFiligrana/Filigreeと呼ばれイタリアやポルトガル、インドネシアや南米など世界各地でその土地の伝統として根付いています。

■素材：
　シルバー925・950（K18メッキ）

■サイズ：
　約 H2.0cm×W2.0cm×D2.0cm

注）大変繊細な作りになっておりますので、お取り扱いには十分ご注意ください。